2007年01月09日
自前主義かそれとも他力活用か
本日(1/9)日経新聞の1面に「成長を考える」という特集記事がありました。
人口が減少する中で日本の企業が成長するには生産性の向上が欠かせない。
その意味を考えるという趣旨の特集のようです。
終身雇用時代、人口が増えて経済も成長している時代は自前主義でも通用したが、グローバル競争にさらされ、世界的なコスト基準が通用するようになると全て自前が良いかというと必ずしもそうならない。
付加価値の低い仕事は外部に任せたり、パートや派遣社員といった非正規雇用者を活用する。また人材の不足を外部調達で賄うことになる。
このように生産性の低いところから付加価値の上げられる分野に社内の人材を再配置することで全体の生産性を向上させることができる。
このような時代になると、働き方がその企業にだけ通用する働き方から、仕事(役割)に専門性が要求されることになり、個々人の仕事への意識を変え、自らを磨く必要がある。
といったようなことが書かれていました。
ビジネス環境の変化が人の働き方を変えているという話ですが、経営戦略上の問題としてみると、
トヨタ生産方式では、ムダ取りなど改善を進め生産性を上げることで、人やスペースに余裕を生み出し、その空いた余力で外部に出していた仕事を自社に取り込む「内製化」を進めることでよりパフォーマンスを向上させるという考え方があります。
自前主義か外部活用かは、悩むところのようにも思えます。
ビジネスプロセスを眺めたり、顧客にとっての本当の価値は何か、自社が他社に勝つための要因は何かといったことを冷静に眺めて、自前か外部かを考える必要がありそうです。
Posted by Ryou-chan at 21:37│Comments(2)
│新聞記事から
この記事へのコメント
誕生日おめでとうございます^^
今年もよろしくお願いしますね。
今年もよろしくお願いしますね。
Posted by のぶのぶ at 2007年01月16日 16:08
のぶのぶ さん
お誕生のメッセージありがとうございます。
こちらこそよろしうお願いします。
びっくり箱を一層盛り上げましょう。
お誕生のメッセージありがとうございます。
こちらこそよろしうお願いします。
びっくり箱を一層盛り上げましょう。
Posted by Ryou-chan at 2007年01月16日 21:57