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2009年07月09日

Google OSが来年後半に登場


 今日の新聞を見て驚いた。

 なんと検索エンジンなどをビジネスにしているGoogleがネットブック(モバイルノートパソコン)専用のOSを開発し提供する予定とのことだ。

 このOS上で主に動かすのは、インターネットアクセスのためのブラウザということらしい。

 最近IT業界では雲(クラウド)が騒がしい。利用者は必要とするサービスをネット上から選択し、必要なときに使用するという使い方になりつつある。そのサービスは物理的に何処で処理されているかは分からない。つまり雲の中で処理されることになる。

 これはパソコンにいろいろなソフトをあらかじめインストールしたりといった煩わしい作業を、利用者から解放してくれる。しかもネットにつながる環境さえあればどこからでも利用できることになる。当然、従来に比べればコストは劇的に下がるし、セキュリティ面も向上することとなる(注)。

 このような流れを捉えると、Googleが提供しているクロームというブラウザと親和性の高いOSを提供することで、ネット上のサービスが利用しやすくなるようにするのは当然の戦略といえる。

 このような利用を前提にすると、パソコンに電源を入れてからネットでサービスを利用するまでにイライラしながら待たされる某社のOS(しかも有料)はその存在の意味も薄れていくかもしれない。

 もしかしたら、雲化のスピード競争、雲ビジネスの生き残り競争が激化し、IT業界の勢力図が劇的に変わることにもつながるかも知れない。

 この動きから目が離せなくなってきた。利用者にすれば、安く、快適で高度なサービスを何時でも、何処でも受けられるようになるので、歓迎すべき競争であることは間違いがないだろう。

注)ネット上にデータを置くことに不安があるという話をよく聞く。
  これには旨い、比喩がある。 我々が一番大切にしているお金は、現金で持ち歩いたり、タンス預金がリスクが高く、むしろ銀行に預けた方が安心できる。
これと同じように、セキュリティに対し十分な知識や技術に乏しいなら、むしろ雲の中にデータを預けた方がバックアップや災害対策も含めセキュリティ対策が充実しているので安心できることになる。 当然、雲の中でのサービスを提供する事業者のサービス品質、信用度などを評価することは大切で、信用できる金融機関を選択するのと同じことと言える。蛇足だが、金融機関がだんだん集約されているように、雲の中のサービス提供事業者も信用度の高いサービスを安価に提供できるいくつかの業者にやがて集約されていくのかも知れない。
 



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