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2006年09月25日

変化はくるのではなく、つくるものだ。


 今日も、若松義人氏の「トヨタ流”最強の社員”はこう育つ」からの話です。

変化はくるものではなく、つくるものだ」には以下のことが書いてありました。

 新しい機能のものや他社で成功したものを導入しただけでは、成功が手に入らない。
自分たちが使いやすいように様々な改善を施すことが大切。


とありました。


 さらに本文を引用すると


 ソフトも、機械や設備なども、新しいものが次々と世に出る。新しいものはこれまでの悩みを全て解決してくれそうな気がするものだ。しかし、実際には仕事のやり方や企業の仕組み、モノの作り方は千差万別で、全てにぴったりくるものはそうない。

大切なのは買ってきたものに自分を合わせるのではなく、自分のやりたいことに合うように改善をする、あるいは組み合わせて自分にぴったりのものをつくる努力を重ねることだ。

ラインは自分でつくる。そうすればどんな変化にも柔軟に対応できる。


とあります。


 人のものを導入しただけでは分らないことが多い。しかし自分で機械の改善などを行えばその機械のことが良く分るようになる。つまり、その機械に問題が発生しても自ら修理などが行えるということのようです。

 私がトヨタ生産方式の指導を受けていた工場で聞いた話では、「設備を新しいものに入れ替える前に、現在利用している設備を最大限その性能を発揮させているのか」を考えることが大切、とありました。

 今ある設備の使い方を工夫することで、機械稼働率を上げる、あるいは不良を出さない仕組みを施すことが重要と聞きました。これはコストをあまり掛けずに生産性を上げる方法ともいえます。

 むやみに新しいものに飛びつくのではなく、まず今あるものを最大限に機能させるということと、もし新しいものを導入するにしても新しい設備を自社に合ったように改善することが大切なようです。


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