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2008年07月11日

アメリカのバイオ・エタノール事業

今日、テレビを見ていたらアメリカのバイオ・エタノール事業が苦況にあるという内容の話があった。

 環境問題や原油の将来の枯渇などを見越し、バイオ・エタノール事業への参入が増え出し、原油の高騰傾向から更に同事業への参入者が増えたとのことだ。

 このバイオエタノールの主原料はというとなんとトウモロコシ。
 (最近の食料価格高騰の原因にもなっている。)
 結果、トウモロコシの価格が高騰し、新規参入者は採算が合わず、工事中のプラント建設を中止する業者まで出ているとのことだ。儲けるつもりで始めた事業が思惑が外れ困り果てているという報道だった。

私に言わせれば、自業自得というか、自分で自分の首を絞めているといってもよいだろう。

 そもそも、バイオ・エタノールはガソリンよりCO2削減に一役買うので、このことは悪いとは思えない。
むしろ私が問題だと思うのは、人間の食料をエタノールの原料にと考える発想ではないかと思う。
 日本では、廃食用油や廃材、などといった廃棄物を原料に出来ないかと考えているし、その技術も実験プラントで実証出来ている。また農水省も食料と競合しない稲わらなど植物性セルロースを活用したエタノール製造の実証実験に着手している。地域の家庭から出る使用済みの天ぷら油を回収し、ガソリンと混合できるように精製して販売しているガソリンスタンドもあるようだ。

 ビジネスをする場合、人が食べることのできる食品その物を原料にして事業を行うという発想がいかがなものかと思わずにはいられない。
儲けるために誰かの犠牲の上に成り立つというビジネスはそもそも存在してはならいということなのだろう。

 日本の発想や技術が低コストでのエタノール製造を可能にし、広く世界に広まるよう願いたいものだ。

 



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