2007年01月24日
価値の源泉はソフト
本日の日経新聞の朝刊(11面)に「新デジタルウォーズ」という記事がありました。
書き出しは、
エレクトロニクス産業の競争ルールが塗り変わりつつある。日本企業は地殻変動について行けるのか。最大市場の新デジタルウォーズのうねりを報告する。
とあります。
そしてiPodに象徴されるように、従来のようにハードウェアの機能が全面出た商品ではなく、使いやすさやデザイン性を訴求した商品が増えている。その使いやすさは、ハードの機能ではなく、ソフトウェアを旨く活用することで、マニュアルを見なくても使える「使いやすさ」にあるといわれています。
このような流れを受け、新製品の開発も「楽しさ」「使いやすさ」を高めるため、まずソフトの機能を考え、それからハードを作る、というように従来と180度変えざるを得なくなったようです。
そういわれてみれば、機械のメカニズムだけで動く製品はめっきり少なくなりましたね。何らかのソフトウェアが組み込まれていて、高度な機能を実現する機器が増えたように思います。デジカメの手振れ補正機能のように、人の不器用さを機械が助けてくれるものもありますね。
しかしこれらの機器が、直感で使えるかというとDVDレコーダーのように分厚いマニュアルを読まないと旨く使いこなせない機器があります。
今日の記事では、最初から利用者の立場に立って、どう使えば便利かという利用面の仕組みを考えてから、実現する機械の機能を考えるという順序になるとのようです。
消費者の声に耳を傾ける姿勢が重要なのかも知れないですね。
Posted by Ryou-chan at 21:29│Comments(0)
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