2006年09月05日
「与える」ことの大切さ

長いのでポイントだけを引用します。
「一流の仕事は一流の人付き合いから生まれる」というのが私の信念だ。
人との絆は、人から可愛がられ、人を愛することで培われる。人から面倒を見てもらって嬉しかったら、それと同等以上のことをほかの人にもしてあげる。
そうすれば死ぬまで自分を支えてくれた人たちに囲まれる。
と書かれていました。
若いときは、お使いをしてお駄賃をもらったり、年上の人から面倒を見てもらい、仕事に就いた後は、取引先の社長さんなどから人脈、情報と言ったお金以上の価値のあるものを頂いた。
このことが年をとったら与える側になりたい。
与えられた以上の何かが与えられないか常に考えるようになった、そうです。
よく、大きな徳をを積むためには「まず与えること-与えよさらば報われん」と言われますが、実際の人生においては、自分の成長過程で親を含め多くの人から与えられることのほうが多いようで、自分が立派に成長したらその恩返しをきっちりとすることが大切ということなのでしょう。
このようにして「人の輪廻」が繰り返されていくのでしょう。
最近、親子関係の痛ましい事件が増えているように思いますが、あまりにも自己中心的な考えになり、人として大切なものを忘れかけているのかもそれません。
与えるということは、何かを犠牲にすることにつながります。しかしこの犠牲は自分の心を暖かく、優しくしてくれます。この暖かさ、優しさがその人の人生を豊かにしてくれるのでしょう。
最後のまとめとして岡野氏は
「情は人のためならず、カネは天下の回りもの」とはよく言ったものだ。「情」と「カネ」はため込まず、人に与えてこそ、素晴らしい人生が歩める。
と、述べられています。
「カネ」は与えたくても与えられないので、「情」を少しでも与えることのできるようにしたいものです。
参考 Wikipedia:岡野雅行
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E9%87%8E%E9%9B%85%E8%A1%8C_(%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E7%A4%BE%E9%95%B7)
Posted by Ryou-chan at 08:08│Comments(0)
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