2006年09月11日
「たこ満」の宝
昨日の続きでたこ満・平松社長のご講演からです。
平松社長がとても大切にされている「たこ満の宝」を紹介されました。
「たこ満の宝」、それは今から18年前の平成元年に、女子高校生から貰った投書でした。内容は、たまたま入ったお店の従業員の態度やサービスに関するクレームでした。
色あせた葉書を見せながら、我々にもその内容を読んでいただきました。
確かに厳しい意見でしたがもっともな意見でもありました。同時に「たこ満」への期待の意味も込められている感じでした。
平松社長はその投書をコピーし、社員がいつも見ることができるよう事務室や工場の入り口に掲示されているそうです。
「この投書を書いてくれた女性は、今のたこ満を見てどう感じてくれているのか」、と社長自身も常に問いかけておられることのことでした。
「自分の考えを社員・パート全員に繰り返し伝えることの重要性」を強調されていました。
この感動的な話を聞いて、やはりビジネスでは「人の絆」の大切さを改めて感じました。商品を買うのも人なら、造ったり売ったりするのも人。
たこ満の経営理念「ひとりのお客様の満足とひとりの社員の幸せ」が輝いているように感じました。
Posted by Ryou-chan at 08:26│Comments(0)
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