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浜松市内に在住の中年オジサンです。
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2006年09月12日

「継続は力なり」

 今日もたこ満:平松社長のお話からです。

 平松社長が家業を継いでから、初めて支店を出したのが浜岡だそうです。
浜岡の店長として、新しいお店を切り盛りしていたそうですが、自分が一生懸命に商売に打ち込むほど、部下とのギャップが大きくなり、退職者が増えたそうです。

 このような経験を通して、「従業員の大切さと、従業員が生き生きと働ける環境が顧客満足につながる」ことを学ばれたのだと思われます。

 もう何年も続けられていることに、社長ニュースがあるそうです。前日の従業員からの日報に目を通し、経営理念に照らしながらコメントを手書きで作成し、各職場に配布をされているそうです。この社長ニュースの作成に毎朝5時起きで頑張っておられるとのことです。

 日々、現場で実際に起きた事柄を熱いうちに、良いものは褒め、悪いものは分かりやすく諭す、これを続けられたことで、職場全体で情報共有が図れるでしょうし、社長の考えが従業員の方々に、少しずつ刷り込まれていったと思われます。


 社員旅行も続けられており、交代で全員が旅行できるようにされているようです。また何年か毎には海外旅行にも行かれているようです。当然社長は必ず同行されておられるとのことです。

 一方で、年間の経営計画を作成され、10日ごとに前期、前々期の実績と今期の目標を管理単位毎に明確にし、その期間の実績と対比することをされています。
そしてその実績と目標との差異について担当責任者がコメントし、課長、部長、社長が更にコメントを加えることをされています。そしてこの計画書は社内にオープンになっているのではと思いました。コメントを書く人々は真剣に書かざるを得ない環境に置かれているといえます。

 たこ満の経営計画書は、日にちが進むに従い痛んでくるそうです。そしてこの仕組みは業績を縛るための目的というよりも、人材育成のツールではないかと感じました。つまり予実績の差異をみて、原因や対策などを考えるという習慣につながっているように感じました。

 こう見てくると、これらも従業員により良い仕事をして欲しい、より良い仕事をすることでお客様が喜ばれる、満足感をえられる、という考えにたった仕組みのように感じました。そして社長は、いつも誰かひとりは外部の勉強会や研修会に出席したり、業界のお店を研究に行ったりしていると言われていました。

 京セラのアメーバー経営を実践されているので、部門毎の独立採算管理を行うわけですが、経営数字には全く縁がなく数字を見ることの出来なかった社員が、今はしっかりと見ることができるようになったとのことです。

 日々明確な方針の下、少しずつ続けることの重要性を改めて強く感じました。
まさに「継続は力なり」です
。こらのことを続けてこられた平松社長に学ぶことは、本当に多くありました。


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