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2008年07月22日

老舗企業のファンを創る経営

「いい会社をつくりましょう」で有名な伊那食品の塚越会長のお話しを聴く機会がありました。

話の中で会長は、老舗といわれる長寿企業の特徴は、
 ①潰れない会社
 ②社員のクビを斬らない会社
 ③急激に売上を増やさない
 ④仕入れ先を変えない
 ⑤お客様の都合を優先して考えている
 ⑥街づくりにも配慮している
 ⑦メセナ活動を行なっている
これらの活動を通してファンづくりを行なっている。
と話された。

次の会長の言葉に思わずからだが感動で固まった。
その言葉は
ここでの「ファン」とは「信者」と言い換えることが出来る。
この「信者」という漢字をよくよく眺めると「儲かる」となる。

つまり顧客や取引先、世間にまで信頼される経営をすることが、会社への信者を増やすことに繋がり、そのことがやがて利益となって返ってくる、このことが儲けるという行為であるとお話しされたのである。

伊那食品では、仕入れ先は一切変えていないそうだ。価格コンペなどはもってのほかである。価格を叩けば、一見得をしたように見えるが、一方で余分な事務コストや見えないマイナスを招くからというのがその理由。

 効率経営という名の下で、何か大切なものを忘れてきてしまったのではと、感ぜずにはいられなかった。

 今日は、塚越会長や石見銀山で創業された中村ブレイスの中村俊郎社長、法政大学大学院の坂本教授といずれも思わず涙が出るような感動的なお話しを直接聞くことが出来た。

 中村社長の「今の世界を救うのは日本人とドイツだ。なぜなら日本人やドイツ人には優しさがある。」と話された。世界を救う力があるのだから、社会(世界)のためにもっと全力で生きるようにとのメッセージと感じた。 とにかく価値ある一時を過ごせたことに感謝。



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この記事へのコメント
ついつい 忙しさを理由に
遠ざかってしまいました
非常に感銘を頂きました
ありがとうございました
Posted by 海援隊海援隊 at 2008年07月24日 21:47
kaientaiさん、いつもコメントありがとうございます。

  参考になって嬉しいです。

  二宮尊徳の言葉も2回アップしますので楽しみにしていてください。
Posted by Ryou-chanRyou-chan at 2008年07月25日 09:45
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老舗企業のファンを創る経営
    コメント(2)