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浜松市内に在住の中年オジサンです。
「青春とは心のありよう」という言葉を信じ気持ちで青春しています。

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2010年01月30日

定年の無い会社

1月28日の夜、静岡新聞が主催する「静新21世紀ビジネス塾」に参加してきました。
この塾は、法政大学大学院教授の坂本光司教授とゲスト経営者との対談、参加者との質疑応答、坂本教授のまとめという流れでおこなわれます。毎回100人弱の参加があります。28日は今年度最初の塾で、ゲストは豊橋にある西島株式会社・代表取締役の西島篤師氏でした。

 西島社長は、「一流の製品は、一流の人格から」をモットーとし、本当に社員を大切にされている社長でした。
ものづくり特にその品質を追求すると、ハイテクにの時代においても重要なのはやはり現場の熟練技のようです。
その熟練技の習得には時間がかかるため、60歳で定年なんて考えられないのかも知れません。
70歳以上の社員が8名もいるとのことです。勤続50年表彰の制度を設け、すでにその対象者が6名だそうです。
定年制度ではなく、自ら身を引く引退制度となっているとのことです。

 今年は、例年より多い10名の新卒を採用する予定とのこと。ベテランを大切にする一方で次の世代に向けた準備もしっかりとされている会社です。
今回の不況でも、リストラはなし、休業補償(雇用調整助成金)も1銭も受け取っておられないそうです。
仕事が減少した時しか出来ないことがある、今まで出来なかったことができるチャンスとの認識でした。

西島社長の言葉を借りると、「今は不況ではなく、大きな歴史的な転換点」で市場や顧客が変わっている、その変化のつぶやきに耳を傾けないと生き残れないとのこと。

 加工用機械が主力事業ですが、農業用機械や医療用機械の分野にも、顧客の要望に応える形で果敢に挑戦しその市場を拡大しつあるようです。
 これも、社長の決断とそれに応えて、ものになるまでやり抜く社員力にあると思いました。

 とにかく強い信念を貫くという姿勢はとても魅力的でしたし、社員を大切にするという姿勢も徹底している社長でした。
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