2006年10月25日
「挨拶」の本当の意味

昼休みに久ぶりに、リアルの本屋さんにいきました。
そこでワゴンに乗っていて本の中から目についたのが、「ふっと心がかるくなる 禅の言葉」という文庫本サイズの本でした。
普段余り耳にしない言葉ですが、含蓄のある言葉が沢山載っていましたので、衝動買いしてしまいました。
まだぱらぱらと見ただけですが、その中に「挨拶」という言葉に対しての解説がありました。
少し引用しますと、
挨拶:(普段の挨拶にも生き方が表れる)
「挨拶」は禅語のひとつ。「挨」も「拶」も「せまる」「おす」という意味があり、禅では問答によって相手の仏法修行の深浅をはかることをいう。
初対面のとき、姿勢を正してきれいにお辞儀ができる人が少なくなりました。
人と人の出会い、ふれあいの最初は挨拶から始まります。
日常のちょっとした挨拶でも、人との接し方や礼を保つことに対する姿勢が表れるものです。挨拶一つにも生き方が表れるのです。
挨拶をいい加減にすることは、人間関係をおろそかにすること。もっと言えば生き方をいい加減にしてしまうことになります。
とありました。
確かに、朝の挨拶が元気良くできれば、その日一日晴れやかな気持ちになるように思いますよね。
挨拶の語源が、禅から来ているとは全く知りませんでした。
その本来の意味が、禅問答で相手の人間力(修行にどれだけ努力し人間を磨いてきたか)を図る意味があったとは。
こう考えると、挨拶は疎かにできないですよね。
挨拶がきっちりとできる人は、人間としてもきっちりとしていることの証といえそうですね。特に初対面での挨拶は、本来の意味からは重要といえそうですね。
明日から、何気なくしている挨拶にも気配りをしたいものです。
Posted by Ryou-chan at 20:30│Comments(0)
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