2007年02月15日
食育とは人づくり?
今夜は、本年度最後の静新21世紀ビジネス塾が行われました。
本日のゲストは、お総菜で有名な知久屋の知久社長でした。
知久屋の話は以前にも取り上げたことがあるので、今日は
少し違う視点で書きます。
(前回の記事: http://yaramaika.hamazo.tv/e92228.html )
知久社長のお話を聞いていると、
本日のゲストは、お総菜で有名な知久屋の知久社長でした。
知久屋の話は以前にも取り上げたことがあるので、今日は
少し違う視点で書きます。
(前回の記事: http://yaramaika.hamazo.tv/e92228.html )
知久社長のお話を聞いていると、
お客様に安心して食べて貰うというところから、
食材づくりへのこだわりにつながり、その食材づくりが、
食物への感謝の気持ちを育み結果人を育てる。
といった食事を通じて人々に安全、安心と健康を
提供にするに止まらず、地球環境の改善、農業の振興、
そして人の心を豊かにとスケールの大きな話に繋がって
いるようでした。
一方、文芸大の坂本教授は経営面からみて知久の経営に
学ぶべきポイントとして
1.「いかに儲けるか」ではなく、「いかに世の中の人々の役に立つか」
がビジネスの価値観になっていること
2.自分の事業に愛着を持っている
3.農業活性化への想い。(いまの農業が低迷しているのは、
環境のせいではない)
4.中小企業に必要な機能は、研究機能、生産機能、直販機能である。
(多くの中小企業は大手の下請けとしての生産機能に甘んじている。
ここから脱するためにはこの3機能が必須)
があると話されました。
知久は5年以内に現在の年商38億から100億にするのが目標
とのことです。
浜松から全国に通用する企業がまた増えた感じがしました。
食材づくりへのこだわりにつながり、その食材づくりが、
食物への感謝の気持ちを育み結果人を育てる。
といった食事を通じて人々に安全、安心と健康を
提供にするに止まらず、地球環境の改善、農業の振興、
そして人の心を豊かにとスケールの大きな話に繋がって
いるようでした。
一方、文芸大の坂本教授は経営面からみて知久の経営に
学ぶべきポイントとして
1.「いかに儲けるか」ではなく、「いかに世の中の人々の役に立つか」
がビジネスの価値観になっていること
2.自分の事業に愛着を持っている
3.農業活性化への想い。(いまの農業が低迷しているのは、
環境のせいではない)
4.中小企業に必要な機能は、研究機能、生産機能、直販機能である。
(多くの中小企業は大手の下請けとしての生産機能に甘んじている。
ここから脱するためにはこの3機能が必須)
があると話されました。
知久は5年以内に現在の年商38億から100億にするのが目標
とのことです。
浜松から全国に通用する企業がまた増えた感じがしました。
Posted by Ryou-chan at 22:54│Comments(2)
│お勉強
この記事へのコメント
下請けは景気のいいときはリスクがなくていいんですけど、景気がよくないときはやっぱりエンドユーザーに直販ですね。常に情報と革新という流れを思索していく必要があります。そういえばたしか知久屋さんの社長うちのシグマの先生のだんなさんの友人だったような。
Posted by 鈴木しゅんじ at 2007年02月16日 19:00
鈴木しゅんじさん
今日もコメントありがとうございます。
経営品質では、売上の数字などにこだわる事実前提ではなく、顧客に提供する価値に注力する価値前提を重視します。
顧客ニーズの変化に対応しながらその提供価値を磨いていくことが、将来にわたり業績を向上させることになると教えています。
その意味で直販をすることは、お客様のニーズを間近で感じることができるということになるように想います。
顧客への対応力が顧客満足を生み、競争力にも繋がるのでしょう。
しかし現実には直販にどのように持って行くかが難しい課題といえそうです。
今日もコメントありがとうございます。
経営品質では、売上の数字などにこだわる事実前提ではなく、顧客に提供する価値に注力する価値前提を重視します。
顧客ニーズの変化に対応しながらその提供価値を磨いていくことが、将来にわたり業績を向上させることになると教えています。
その意味で直販をすることは、お客様のニーズを間近で感じることができるということになるように想います。
顧客への対応力が顧客満足を生み、競争力にも繋がるのでしょう。
しかし現実には直販にどのように持って行くかが難しい課題といえそうです。
Posted by Ryou-chan at 2007年02月17日 00:31