2006年10月13日
ITCカンファレンス2006-その1
本日(10月13日)と14日、東京・大田区でITC(ITコーディネータ)向けの年に一度のカンファレンスが開かれました。
今年は、13日だけの参加でしたが、興味ある話が聞けましたので少し紹介したいと思います。
まず東京大学の伊藤元重教授の「日本経済とIT経営」というテーマの講演から印象に残ったところを紹介したいと思います。
米国企業の労働生産性は1995年まではほぼ横ばいだったのに、その後上昇を始めているとのことです。この原因はITをビジネスに積極的に活用していることが大幅な生産性の向上が寄与しているとのことです。結果収益率の向上にもつながっているとのことです。
次に
今年は、13日だけの参加でしたが、興味ある話が聞けましたので少し紹介したいと思います。
まず東京大学の伊藤元重教授の「日本経済とIT経営」というテーマの講演から印象に残ったところを紹介したいと思います。
米国企業の労働生産性は1995年まではほぼ横ばいだったのに、その後上昇を始めているとのことです。この原因はITをビジネスに積極的に活用していることが大幅な生産性の向上が寄与しているとのことです。結果収益率の向上にもつながっているとのことです。
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インターネットの進展によるデジタル革命は既存のビジネスをどう変えるのか、という話の中で、ネットとリアルは補完か代替かで考えることが大切と指摘されました。
ビジネスのチャンスは「補完」にあり
ビジネスのリスクは「代替」にあり
とのことです。
既存のビジネスには必ずいくつかの機能が含まれていますが、その機能をITでできない価値あるものにすることが「補完」で、別の事業者がITを利用してその機能を新たな専門サービスとして魅力や利便性を高めたものに置き換えてしまうことを「代替」というようです。
そしてこの「代替」は機能のアンバンドリング(機能の束をほどく)を促すことになるとのことです。つまり現行のビジネスが成立しなくなる可能性が生じることとなります。
この代替に打ち勝つためには、補完が重要とのことです。
極端な言い方をすると、顧客に価値を余り感じさせないただ単に機能だけを提供しているとそれは、ITなどによって置き換えられてしまう可能性があり、逆に接客力やサービス品質などで価値を高めればビジネスを成長させることができるということのようです。
衰退しているビジネスと成長しているビジネスを眺めてみると妙に納得できる気がします。
ビジネスのチャンスは「補完」にあり
ビジネスのリスクは「代替」にあり
とのことです。
既存のビジネスには必ずいくつかの機能が含まれていますが、その機能をITでできない価値あるものにすることが「補完」で、別の事業者がITを利用してその機能を新たな専門サービスとして魅力や利便性を高めたものに置き換えてしまうことを「代替」というようです。
そしてこの「代替」は機能のアンバンドリング(機能の束をほどく)を促すことになるとのことです。つまり現行のビジネスが成立しなくなる可能性が生じることとなります。
この代替に打ち勝つためには、補完が重要とのことです。
極端な言い方をすると、顧客に価値を余り感じさせないただ単に機能だけを提供しているとそれは、ITなどによって置き換えられてしまう可能性があり、逆に接客力やサービス品質などで価値を高めればビジネスを成長させることができるということのようです。
衰退しているビジネスと成長しているビジネスを眺めてみると妙に納得できる気がします。
Posted by Ryou-chan at 23:50│Comments(0)
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