2006年11月22日
気をつけよう!ムダ・ゴミの自動化。
今日は名古屋で開催された、「共通基盤EDI」のセミナーに参加してきました。
中小企業における企業間取引は、未だにFAXが主流となっており、コンピュータとインターネットを使ったEDI取引は進展していません。
これには、大手企業が独自の方式で進めていたり、業界で方式が異なっていたりと様々な方式があることも大きな障害となっています。
そこで、何とか方式を共通にしようという動きが生まれ来春には一部で運用がスタートできるようになってきたとのことでした。
このような話に加え、元トヨタのOBでもある名工大の黒岩先生が
「自動車産業のIT/EC改革」というテーマで講演されました。
その中で印象に残った言葉が「ムダ・ゴミの自動化」でした。
意味は、企業のIT化が遅れているからといってすぐにITの導入に走っては駄目だとの指摘です。業務の進め方などムダ取りが十分に出来ていない企業が多い中ですぐにIT化に取り組むと、結局ムダを取り込んだ状態でIT化をすることになる。
IT化を行う前にきっちりとした仕組みを作り上げてからIT化をしても遅くはない。
と強調されていました。
また、機械化した仕組みは特定の人しかメンテナンスできないし、進化をさせるのに労力を必要とする。しかし、人の能力は無限だし、改善は途切れない。とも言われました。
決してIT化を否定されているわけではなく、人を活かす部分と機会を生かす部分のバランスをとることが重要とのことでした。
トヨタOBの方から、トヨタ生産方式の肝についてお話を戴いた様な気がしました。
何事においても「物事の本質を見抜く」ことの重要性を再認識させられました。
その中で印象に残った言葉が「ムダ・ゴミの自動化」でした。
意味は、企業のIT化が遅れているからといってすぐにITの導入に走っては駄目だとの指摘です。業務の進め方などムダ取りが十分に出来ていない企業が多い中ですぐにIT化に取り組むと、結局ムダを取り込んだ状態でIT化をすることになる。
IT化を行う前にきっちりとした仕組みを作り上げてからIT化をしても遅くはない。
と強調されていました。
また、機械化した仕組みは特定の人しかメンテナンスできないし、進化をさせるのに労力を必要とする。しかし、人の能力は無限だし、改善は途切れない。とも言われました。
決してIT化を否定されているわけではなく、人を活かす部分と機会を生かす部分のバランスをとることが重要とのことでした。
トヨタOBの方から、トヨタ生産方式の肝についてお話を戴いた様な気がしました。
何事においても「物事の本質を見抜く」ことの重要性を再認識させられました。
Posted by Ryou-chan at 22:29│Comments(0)
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