2006年11月17日
何で売るか
今日、浜名湖クラブの法人会の講演会がありました。
講師は、浜松信用金庫の俵山常務理事でした。
テーマは、「成功した会社」「失敗した会社」-会社は人で成り立っているーでした。
非常に示唆に富んだ話あり、思わず涙しそうな感動的な話と俵山氏が34年間に見聞きされた企業の事例でした。
その中から、印象に残った話を少し紹介します。
自社の商品・サービスの見方を変えると、消費者にアピールできるという話です。
・ある高層ビルの最上階近くに位置するレストラン。
1階に設置してある店のカンバンに、「夜景、無料プレゼント」と付け加えたら来客数が増えた。
・「快適な眠りと目覚め」をアピールすることで売上を増やしたふとん屋さん。
・土地のオーナーに、「節税効果」をアピールし、売上を伸ばす賃貸マンション販売の建設業者。
・1万円の物を3千円で売り、リピータ顧客を増やしている地ビールレストラン。
・「当店の食パンは2日でカビが生えます」というキャッチフレーズで、逆に無添加と鮮度をアピールするパン屋さん。
が紹介されました。
これらに共通しているのは、商品の良さを直接アピールするのではなく、顧客の視点での価値をアピールしているといえます。
ちょっとしたことですが、意外に大切なポイントではないかと強く感じました。
Posted by Ryou-chan at 22:07│Comments(0)
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