今日の気づき

メキシコで発生した豚インフルエンザ（新型インフルエンザ）の感染者が、アメリカ、カナダ、イギリスなど他の国々にも拡大しているということで、新型インフルエンザのパンデミックフェーズをフェーズ３から４へと引き上げた。

　いままで新型インフルエンザといえば、Ｈ５Ｎ１型の鳥インフルエンザウイルスが変異して人への流行をもたらすといわれ、国や医療機関、企業レベルで対策が進められてきたが、今回話題になっているのはＨ１Ｎ１型の豚インフルエンザが変異して人－人感染するようになったっとのことだ。

　ＷＨＯの会見では、レベル４といいながら国境封鎖などを行うレベルではなく、世界各国に一層の警戒を促すために引き上げたとのことだ。

　幸い、メキシコでの死者は疑わしい人を含め１５０名程度とのことだが、アメリカ、カナダなどでは症状が比較的軽いとの情報がある。

　ただ、患者の数が各国で１万人を超えるようなことがあれば、人々の活動にも大きな制約が現れると思われる。
特に企業においては、自社の従業員から患者が出れば営業面で大きな影響が出ると予想される。

　そのための対策を速やかに実施する必要があるとも思われる。

　特に、今すぐにでも行うべきは、社員に向けての感染防止を含めた教育を行うことといえる。