2006年09月28日
内部監査の薦め
内部監査の薦め
ISOを取得されておられる企業ならご存じだと思いますが、ISO(品質、環境、情報セキュリティなど)を取得されていると、これらの仕組みが有効に機能しているかを定期的に社内のメンバー同士でお互いの監査を行います。
このように社内の人間が監査を行うので内部監査と呼んでいます。
最近仕事の関係で、この内部監査に立ち会う機会がありました。
まず内部監査人になる人は、
ISOを取得されておられる企業ならご存じだと思いますが、ISO(品質、環境、情報セキュリティなど)を取得されていると、これらの仕組みが有効に機能しているかを定期的に社内のメンバー同士でお互いの監査を行います。
このように社内の人間が監査を行うので内部監査と呼んでいます。
最近仕事の関係で、この内部監査に立ち会う機会がありました。
まず内部監査人になる人は、
当然内部監査についての研修を修了している必要があります。
事前に、内部監査人が何人か指名され複数のチームが編成され、チーム毎に監査ポイントなどを整理した監査計画書を作成します。監査リーダが、各チームの計画をとりまとめる形で全体の監査計画にします。
そして、監査当日は監査チームが被監査部門を監査計画に従って監査することになります。ISOの場合はルールや管理の仕組みを決めているわけですから、これらが有効に機能しているか、前回外部審査で指摘された事項に改善が見られるかなどを主に監査を行うこととなります。
タイトルで「内部監査の薦め」とした意味は、社内の別部門の監査人が監査を行うことで、ある種の緊張感が生まれること、監査のでの指摘は決して「アラを探す」というよりも事実を明らかにしISOの規定に照らしてどうかと評価する点にあります。
そして不備があると、相手に何故不備かを説明したり、不備であることを認識して貰い、必ず納得をして貰います。
このことで監査する側も監査される側にも「気づき」が生まれることとなります。
忙しい仕事の合間を縫って、内部監査に時間を割くのは大変なことですが、実際内部監査に同席してみて、この監査での時間は貴重な学習の機会になっているように感じました。
Posted by Ryou-chan at 21:36│Comments(0)
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