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2008年08月01日

事業継続計画(BCP)の必要性

静岡県主催のBCP指導者養成講座が本日で終了しました。

本日は、参加者が約1ヶ月掛けてBCP作成に挑戦して見ての課題とその対応策にについてグループに分かれ検討し、その結果を発表しました。

 グループ討議では、一番の問題は、事業継続に対する意義と必要性に対する理解が弱いのでは無いかということでした。
全てのグループが形こそ違え、この問題が一番の問題として取り上げられました。

 どうも防災と事業継続が旨く理解されないようです。
 防災は、地震等が発生してもその被害そのものを最小限にするための対策ですが、事業継続は文字通り災害が発生してから如何に速やかに重要業務を再開し顧客や地域に貢献すると共に、事業を守ること、すなわち従業員の雇用を守り、企業を倒産させないようにすることにあります。

 災害が発生してから対策を考えたのでは、社員が一体となって事業再開に取り組むのは難しいため、重要業務をあらかじめ選定しておき、この業務に対するリスク評価や想定されるリスクへの対応方法を、体制・手順などを事前に文書化しておき、定期的に訓練をすることでその対応計画を手直し改善し、計画の精度を高めていくこととなります。

 つまり、事業継続は、経営戦略との整合が大切で、顧客の信頼や事業価値を高める為の重要な要素といえます。 コストを掛けずにまず出来ることからスタートすることが重要となります。

 本日、講師の方々のコメントの中で、BCPだけを目的とするのではなく、経営改革とBCPを関連づけることで、全社一体感のある経営改革に取り組むことができるという言葉が特に印象的でした。

 



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