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2008年07月25日

学ぶことの意義

伊那食品の塚越会長が話された二宮尊徳の言葉、その2です。

 人生まれて学ばざれば生まれざると同じ
 学んで道を知らざれば学ばざると同じ
 知って行うこと能わざれば知らざると同じ

 人間、この世に生をうけたからには学びなさい、学ばないのは生きていないのと同じ
 人間が学ぶことの目的は道を知るためで、もし学んでも道を知ることが出来ないのなら学んでいないのと同じです
 但し、道を知ったとしてもそれを生かし実行しなければ、それは道を知ったことにはならない

 というような意味だそうですが、厳しい言葉ですよね。

 塚越会長にとっての「道」とは、「あるべき姿」のことで「あるべき姿を見いだし、それを実践すること」だそうです。そしてそのあるべき姿とは「皆(社員や社会)が幸せになること」で、そのために会社は存在すると思うようになったとのことです。

 実に48年間、連続で増収増益を続けられた秘訣がここにあったようです。
 もし、今はいろいろな問題から中止になった某テレビ局の健康番組がもたらしたカンテンブームが無ければ、今もその記録は続いていたと思われます。

 今、伊那食品のカンテン原料は自ら指導した現地人による海外の工場で上質な粉末にまで加工されて日本に来るそうです。ここでも海外の人々の雇用や経済の発展に貢献し、安定して少しずつその取扱量を増やすことで現地の発展にも一役買っているそうです。

 このような経営者が日本に増えれば、日本は世界の人々から感謝される素晴らしい国になるように思います。塚越会長の「いい会社をつくろう」というのは実は「いい国をつくろう」ということだったのかも知れないですね。

 まさに「知って行うこと能わざれば知らざると同じ」は言うは易く行うのは難しい、本当に厳しい言葉ですが、将来を明るくする行動規範のようにも感じられます。



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