体験に勝るものなし

Ryou-chan

2009年06月24日 22:05

浜松商工会議所で開催された「必ず成功する事業承継14の法則」というセミナーを聴講してきた。
講師は、23歳で2代目社長を引き継ぐことになり、社業の拡大に邁進したことが結局会社を倒産させ、自身も自己破産というどん底を味わったという二条 彪氏だった。

 言葉の一つ一つに説得力のある話だった。また、元気が出る話でもあった。

 景気が悪い、政治が悪い、社員が・・・など自分が置かれている環境を嘆くな。これは依存的な生き方だ。景気は自分で作る、社員が能力を発揮できるようにするのは自分だといった主体的な生き方でないと駄目。

 「・・・するのは難しい」は思考停止状態。「行動すること、今できることをやる」、これをスモールステップ戦略という。(なにごとも行動しないと始まらないということだ。

 経営は「選択(デシジョン)」の繰り返し、正と誤、善と悪、といった単純な解では割り切れない。しかしあるべき道と次第にずれることがある、これを修正できるかが成功の鍵。そのため自分を磨く、他人の意見に耳を傾ける余裕が必要。

 などなど、印象に残った言葉が多かった。

 人間力と行動力、それにやはりフレームワークとも言うべき理論や知識を習得し、日々実践しながら自分流を築き上げることが成功の秘訣ということのようだ。

関連記事