コード・シェア
今朝、NHKのニュースを見ていたら、「コード・シェア」という言葉が耳に飛び込んできました。
最近はワークシェアリングという労働機会を分かち合う言葉はよく聞いていましたが、コード・シェア、これって何?という感じです。
この言葉も不況がもたらしたものですが、その意味はというと
航空業界、特に航空貨物の需要が大きく落ち込んでいるとのことです。
航空貨物は、半導体や自動車などの精密部品といった付加価値の高い部品を主に扱っていたとのことです。船便より早く注文主に届けられるので在庫リスクも減らせるメリットもあったわけです。
今回の不況で需要が減少し航空貨物量も大きく落ち込んだとのことです。
航空貨物を取り扱う業者は需要に併せ、減便することになるわけですが、少量でも配送する貨物があれば運ばないわけにはいかないという矛盾がありました。
そこで、本来は競争関係にある航空貨物の取扱業者が自社の貨物便の運休日には、他社の貨物便に運んで貰うということにしたそうです。
このように、競争関係にある業者が貨物便を減便する一方で相互に貨物便を共有し、貨物便の積載率を確保するという仕組みを考え出したそうです。この仕組みをコード・シェアと呼ぶそうです。
この不況を乗り切る仕組みとして、競争相手をやっつけて生き残るのではなく、このようにお互いに支え合うような仕組みには人間らしさを感じます。景気が回復したときにも、スムーズに対応できることにもつながるでしょう。
ビジネスには、競争すべきものと強調すべきものがあるようですね。
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