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2006年12月03日

ヒットの秘訣は楽しさ、便利さ、快適さ


 日本経済新聞朝刊の1面下にある「春秋」に、消費者に支持されるヒット商品を生み出す企業姿勢について触れられていました。

その記事には、


 任天堂の新しいゲーム機Wiiが誰でもが一緒に楽しめるゲーム機を開発したこと、また「DS」ではペンで入力する方式を採用したことで初心者や高齢者にも受け入れられたこと。今年の日経MJでのヒット番付の上位には、手ぶれ補正のデジタルカメラ、改札口で便利なIC切符、軽自動車といった手軽さをカギにした商品が目立つ。

 高みに立って消費者を背伸びさせるのではなく、商品の側から消費者に近づく。そのために技術力を投じたものが支持される。

 興奮や不安を煽られて財布を開くのではなく、楽しさや便利さ、快適さを身近に実感できるモノやサービスだけが生き残れる。そんな時代なのかも知れない。

 技術は誰のためにあるのか。日本のものづくりは何を目指すべきか。
目の肥えた消費者の変化に応えることで、企業は一層鍛えられる。


とありました。

 これは技術者心理と消費者の心理を旨く表現していると思いました。
技術者から見ると、高度な機能を難しく考えるように思います。余り簡単に表現すると高機能と理解されないという不安がよぎるのかも知れないですね。

 一方、マニアックではない普通の消費者はシンプルに使いたいと考えるし、沢山の機能が付いていても、利用するのは2割使えば良いところかも知れません。例えば最近の携帯電話が持っている機能をどれだけ使っているでしょうか。

 そう考えると、「商品の側から消費者に近づく」というのはもっともなことなのかも知れない。実際最近のヒット商品はこの流れに乗っているという指摘である。
 高度な技術は、厚いマニュアルを読まなくても直感で楽しさ、便利さ、快適さを提供できるようにすることが重要なようです。




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