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2006年11月11日

日本人は働き過ぎ?


 調べ物があって日経BPのサイトを見ていたら、SAFTY・JAPANの労働時間に関する調査結果がありました。

■3割以上が「労働時間は増えている」、SAFETY JAPAN調査

「日本人の労働時間」について尋ねたところ、「労働時間は長いと思う」との回答が71%に達し、「適当だと思う」との回答の27%を大きく上回った。働いている方に「最近1年間で、残業時間も含めた労働時間はどのような傾向にあるか」を尋ねると、「増えている」が34%、「変わらない」が54%、「減っている」が10%という結果になった。

では毎月の残業時間はどれくらいなのだろうか。


「過去半年間の毎月平均の残業時間」で最も多いのは「20時間~30時間未満」の18%、次いで「10時間未満」の15%、3番目が「40時間~50時間未満」の14%という分布になった。

「残業代はどの程度支払われているか」と尋ねた結果を、「(残業代の)支払い対象でない方」を除いて集計すると、「すべて支払われている」は44%と半数に届かなかった。さまざまな労働形態の中で、いわゆる「サービス残業」が広く行われていることも考えられる。


とありました。

 一頃のリストラの名残か、景気が上向いてきたことで仕事は増えているものの、人は容易に増やせないという事情があるのかも知れないですね。その結果、残業が増えていると感じる人が増加しているのかもしれないですね。

 ただ、余り変わらないという人が約半数いるということは、作業量が増えているけれど効率化が進み残業が増えるまでに至っていないのか、それとも景気が全体を押し上げているというより、景気の回復を実感出来ている企業とそうでない企業とに二極化しているのではと考えることが出来そうです。

 個人的には、後者ではないかと思います。

もう少し考えてみると、調査では71%の人は労働時間が長いと考えているようです。
どのような調査が行われたかによりますが、多くの人は「労働時間は長いと感じるか」と聞かれれば、長いと答えたくなるようにも思いますので何とも言えないように感じます。 そこで残業時間の比率を見ると、月間残業時間が50時間以上の人は22.1%となっていました。情報セキュリティにたいしての取り組みが厳しくなり、自宅に書類などを持ち帰って仕事が出来なくなった環境を考えると、やはり忙しい企業とそれほど忙しくない企業に分かれていると考えて方が自然な気がします。

 つまり、今回の景気拡大には時代の変化や消費者の変化を捉え戦略的に行動できている会社と従来の成功体験から次のステージになかなか変化できない会社との差なのかも知れないですね。

 この記事のもう一つの問題は、「サービス残業」が広く行われているという調査結果でしょうね。これは経営者側と労働者側で感じ方の異なる部分があるかも知れませんが、まじめに黙々と働くお父さん達の犠牲といえるのでしょうか。

 会社で働きがいを感じ、全員で頑張って業績を上げたことが評価され、結果として給料も上がれば最高ですよね。そんな働き方のできる会社に変えていく努力が必要なのかも知れないですね。



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