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浜松市内に在住の中年オジサンです。
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2006年11月06日

顧客の「時間の節約」がビジネスに


 11月6日の日経朝刊の1面に「消費をつかむ」という特集記事が掲載されていました。

働く女性の増加から、これら働く女性が日々行わなければならない様々な時間を節約できるサービスが儲かるビジネスのヒントになるとのことです。

 記事には


1.1ヶ月に一度眉毛のトリートメント(5千円)を受けるだけで、出勤前のお化粧時間が毎日5分は節約できるそうで、予約が3ヶ月先まで一杯とのことです。

2.特殊な容器で自宅まで配達する生ケーキ。家族の誕生を祝いたいが人気の店に行く時間がない都心で働く女性客が予想外に多い。

3.出来たてパンや一手間加えるだけで食べられる冷蔵手づくり総菜。朝食や弁当づくりに便利な朝の出前で人気を集める。

4.家事代行の会社が、ソフト開発の会社と契約し、そのソフト開発会社社員の布団干しや塾通いの子供の位弁当づくり、水回りの掃除などをオーダーメードで請け負う。
 出産後に復職した社員には、福利厚生の一環として利用料の一部を会社が負担する。

経済産業省の調べでは、00年に547億円だった生活支援ビジネス市場が10年には千億から千二百億円に拡大すると見通す。

とあり、所得にかかわらず誰でも割安に良質なサービスを利用できる日本型の代行システムが欠かせない。それを築いた担い手が消費をつかむ。


とありました。

 面白い記事だと思いました。消費者が本当に価値を感じたらお金を払うことはいとわない時代になりつつあるのかも知れないですね。

 それだけに提供する価値が重要といえそうですね。今日の記事では、消費者、特に共働きで育児も必要な主婦は、自分が納得の出来る質のサービスが提供され、加えて自ら楽ができるなどのメリットが、支払う対価よりも多いと感じたら抵抗無くそのサービスを利用してくれるようです。

 共働き主婦やこれからは高齢者の困っていること、不便と感じていることを分析するとビジネスの種が見つかるかも知れないですね。

 一方でこのようなサービスは参入障壁が低い可能性もあるので、本物志向やこだわりの部分といった差別化的要素が儲けるためのポイントとなりそうです。


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